2013年10月9日水曜日

3.学力テスト結果公表義務付けへ


http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20131008/5003441.html

<要約>
 大阪教育委員会は、今年行われた全国学力テストについて、原則として私立のすべての小中学校が学校別の結果を公表するよう、校長に義務づけることを決めた。会議ではことし4月、全国のすべての小学6年生と中学3年生を対象に行われた全国学力テストの結果について協議しました。この中で委員からは、「保護者の信頼を得るため、情報を公開すべきだ」とか、「学力向上への取り組みが進む」などとして、公表を求める意見が相次いだ。そして、児童や生徒が少ない学校や特別支援学校などを除き、原則として学校別の結果を公表するよう、市立のすべての小中学校の校長に義務づけることを決めました。また、公表の際は、結果から明らかになった各学校の取り組みの成果や、今後の課題などもあわせて示すよう求めることにしています。

 <意見>
 私は、学力テストの結果を公表することに賛成である。学力テストの結果が公表されることで、学力向上に向けての取り組みが進むと考えられるからだ。
 2013年の全国学力テストの結果で考えると、1位の秋田県と最下位の沖縄県で比べると偏差値では約65の差が開いている。このことから学力テストの結果を公表することによって、各学校ごとに、何が足らないのかを知ることができ改善することができる。また、公表の際に、結果から明らかになった各学校の取り組みの成果や、今後の課題をあわせて示すことにより、さらなる指導方針の改善が行うことができる。
 たしかに、結果を公表することによって、各都道府県や地域、学校間の序列化が顕著に現れてしまったり、過度の競争に繋がってしまう恐れがあるなどの問題点が指摘される可能性がある。しかし序列化されることによって、次は今回より上を目指そうとしたりする向上心が生まれたり、競争によりやる気が促されると考えられる。 
 このように、課題の解決や学力向上のための取り組みが進むと考えられるので、学力テストの結果を公表することに賛成である。
 



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