2013年10月14日月曜日

6.原発の運転再開に対するデモ


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131013/k10015251111000.html


<要約>
 国内で運転している原子力発電が先月、ゼロになったことを受け、運転再開に反対する人たちが参加したデモが東京で行われた。このデモは、原発に反対する活動を続けている市民グループが呼びかけたもので、まずデモの前に集会が千代田区の日比谷公会堂で開かれました。その集会のあとで、「原発はいらない」とか書かれたプラカードを掲げた人や親子連れなどが、「最稼働反対」を訴えながら周辺デモ行進し、およそ9000人が参加したということです。また、東京電力の本店の前では、福島第一原発で汚染水漏れが相次いでることを受け、「汚染水を止めろ」「海を汚すな」などと叫んだという。3歳の娘と参加した女性は、「原発事故で子供の健康に影響が出ないか心配なので運転再開には反対です」と話していました。また、福島県出身で神奈川県大和市から参加した男性は、「ふるさとが放射能で汚され本当に悔しい。国には運転再開ではなく、汚染対策に全力を注ぐべきだ」と訴えていた。

 <ニュースの意見>
  安定した電力の供給ができることや、環境への配慮がなされていること、燃料の再利用ができることから、私は原子力発電の最稼働に賛成である。もちろん、原子力発電を行うことでデメリットも生まれるが、改善することが可能である。
 まず、原子力発電のメリットを考えると、太陽光発電や水力発電のように、自然の影響を受けないため年間を通して安定した供給量が望める。原子力発電に使用されるウラン燃料はリサイクルが可能である。一度燃やした燃料に含まれる燃え残りのウランやプルトニウムを取り出して、新たに燃料をつくり、原子力発電の燃料としてもう一度使用することができる。また、核分裂のエネルギーを利用し発電する原子力発電では、発電の過程で二酸化炭素を排出することがないため、地球温暖化の進む世界では大きな利点である。
 いっぽう、デメリットを考えると、原発の重大事故は周辺環境に大きな影響を与えてしまうことです。例えば、福島での事故では放射能が漏れ、漏れた放射能を浴びた土地は人が住むことができなくなりました。また放射能により海水が汚染され海産物にも大きな被害が及びました。ですが、予測できない災害を想定し、普段の管理を徹底すること、原子力発電そのものの技術を進歩させることで、事故の可能性を低くすることや被害を最小限にとどめることが可能です。
 このようにデメリットの改善をすることで、安全に原子力発電を行うことができ、電力の安定した供給もできるので、私は原子力発電の再稼働に賛成である。

0 件のコメント:

コメントを投稿