2013年10月10日木曜日

4.米政府機関の閉鎖 対立解消せず長期化か


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131006/k10015065241000.html

<要約>
 アメリカで与野党の対立が原因により予算が成立しておらず、政府機関の一部が続いている。議会の上院下院両院は本会議を開いて議論したが、双方の対立は解決せず、事態の長期化が懸念されています。さらには政府の借金んの上限を議会が引き上げなければ債券不履行に陥りかねない事態も迫っているという。当面の予算案の中にオバマ政権の推進する医療保険制度改革の延期を盛り込むよう主張する野党・共和党と、それを拒否する与党・民主党の対立は解消せず、予算成立の見通しが立たず、事態の長期化が懸念されている。また、今月中旬までに正否が追加の借金をできるよう上限を引き上げる対応を議会がとらなければ、資金をやりくりできなくなり債券不履行に陥りかねない深刻な事態が迫っている。

<ニュースの意見>
 私は、アメリカ政府機関の閉鎖の原因は、議会で連邦政府の予算が成立されていないことが原因であり、このままではアメリカだけでなく、国際的にも悪影響が出ると考える。
 まず、アメリカの影響で考えると、政府機関が一部閉鎖されることにより、およそ80万任の職員の給与が支払われず公務員なども給与を受け取ることができない。また、この閉鎖はアメリカにとって一日で3億円の損失をもたらすと言われていたり、民主党・共和党が国債の上限額引き上げに合意できない場合、アメリカはこれまでにない経済危機に陥ると言われているなど事態の深刻化が懸念されている。
 国際的な影響を考えると、予算案の問題に追われる大統領のオバマ氏が、今回のAPECの会議を欠席したことで会議の進行に影響がでてしまう。さらにはインドネシアとブルネイへの訪問を取りやめざるをえない状況です。経済への影響では、アメリカ政府の破綻は世界の経済成長を大きく低下させてしまい、このことは金融市場では株価にマイナスの影響を及ぼすと考えられ世界経済にも大きな打撃を与える。
 このように、アメリカだけの問題ではなく世界の問題にも影響を及ぼしてしまうので、いち早く対策を考えるとともに議会での上下院の意見一致を急ぎ問題を解決すべきである。

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