2013年11月14日木曜日

オリンピックについて

 オリンピックが二〇二〇年に東京で開催される事が決まり、各地で賑わいを見せている。東京でオリンピックが開催されることにより、経済効果は日本全体に及ぶ。私は、オリンピックをきっかけとし、日本の経済成長に繋げるべきだと考える。
 オリンピックが開催されることで、オリンピックに関連したグッズが売れるなどの直接効果に加え、交通費や都市のインフラ整備が進むこと、観光業が発展することなどの間接効果がある。しかし、一時的な経済効果ではなく、オリンピックが終わった後も、継続する経済効果が必要である。オリンピックを観戦するために、国内からだけでなく、海外からも多くの観光客が集まる。海外からの観光客に、日本の良さを知ってももらうことが必要だ。和食は、今では海外からの注目度が高い日本の文化である。そういった日本の文化、また、IOC総会のスピーチでもあったように「おもてなし」など、日本人の温かい心を海外の人にアピールできるチャンスだ。海外の人が、それら日本の良さを知り、母国に帰って日本の話をすれば、日本に関心を持つ人が増えると考える。このような、継続的効果をふまえた取り組みが必要だ。
 一方で、オリンピックの準備に人手や予算が使われてしまい、被災地の復興が遅れてしまうのではないかという懸念がある。また、福島第一原発での汚染水漏れの問題も無視できない。安倍総理が、コントロールできていると明言した以上、責任を果たさなければならない。被災地の復興についても、同じような政府の対応が求められる。
 オリンピックを開催するには、懸念もある。オリンピックを全国民が心から楽しむためには 、一早い課題の解決が求められる。私は、オリンピックをきっかけに、一時的な経済発展ではなく、未来に継続する取り組みが必要だと考える。
 

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